クレジットカードを持っていて損はしない⁉
「海外に行くならクレジットカードは絶対持っておいたほうがいい!」
このようなことを見たり、聞いたりしたことがある人は多いと思います。私も大学生ながら現在5枚のクレジットカードを持っています。そしてそれぞれに目的を持って発行しています。
しかし、「落としたり失くしたりするのが心配」「親に心配される」「使いすぎないか心配」などの理由でクレジットカードを持つことを躊躇する人は多いと思います。私もクレジットカード関係の郵便が家に届くたびに親に嫌な顔をされます(笑)
この記事では「なぜ旅行においてこれほどクレジットカードが重宝されるのか」をクレジットカード全体としてのメリットと、それぞれのクレジットカードごとのメリットを挙げながら説明していきます!
海外旅行における全てのクレジットカードに共通するメリット
全てのクレジットカードに共通するメリットは大きく分けて次の4つがあります。
①現地通貨を大量に持ち歩く必要がなくなる!
②旅行最終日の現地通貨の調整に便利!
③ポイントが貯まる!
④旅行保険に入ることができる!
⑤キャッシング機能を使って現地通貨を引き出すことができる!
実際のクレジットカードと外貨両替の手数料比較はこちらから!
①現地通貨を大量に持ち歩く必要がなくなる!
旅行中は食事やお土産、観光地の入場料など、現地通貨で料金を支払う場面に多く遭遇すると思います。
このような時、全てを現金で支払っていたらどうなるでしょうか?慣れない現地通貨での支払いに四苦八苦することでしょう。また、「お金が足りない」なんてことがないように常に必要以上の現金を持ち歩く必要が生じます。
クレジットカードを持っていれば、支払いに現金を使用することはほぼ無いため、持ち歩く現地通貨を必要最低限にすることができます!支払いの際も、慣れない外貨の計算をする必要がなくなります。
ただし、キャッシュレスの進んでいない国では、クレジットカードでの支払いができないこともあるので注意が必要です。
②旅行最終日の現地通貨の調整に便利!
旅行から帰ってきて、外貨を日本円に換金した時、「あれ?思っていたより少ないな。」と思ったことはありませんか?
あれは為替相場の変動によるものではなく、両替の手数料を取られているのです。手数料は「一回の換金でいくら」というわけではなく、1円単位、1ドル単位でかかっています。
つまり、現地で使わずに日本円に戻した額が大きければ大きいほど、多くの手数料を支払っている、ということになります。
要するに外貨はなるべく使い切ってしまって、日本円に戻すための外貨を残さないのがベストです!
しかし、クレジットカードを持っておらず、外貨を多めに持っていた人は最終日までに使い切ることが出来ず、余った外貨を日本に持ち帰ってしまう、ということがほとんどです。
クレジットカードを持っていれば、そもそも持っている外貨は少ないはずなので、払えるところはカードで払い、払えないところだけ現金で決済すればいい、ということになります。万が一外貨が余りそうな時は、現金での支払いを多くすればいいだけの話です。
③ポイントが貯まる!
これは国内・海外の使用に限らずですが、クレジットカードで決済すると、その額に応じてポイントが貯まります。その割合はクレジットカードによって異なります。例えば後述するエポスカードであれば0.5%分、楽天カードであれば1%分のポイントが貯まります。
しかし、カードによっては「海外で決済をすればポイントが○倍になる」というものがあります。海外に出かけることが多い人は、このようなクレジットカードを持つのもオススメです!
④旅行保険に入ることができる!
海外旅行に行ったことがある方は家族に「海外旅行保険は入ったのか?」と聞かれたり、ツアーに申し込んだことがある方は職員の人に「保険はどうされますか?」と聞かれたことがあるかもしれません。
日本ではけがや病気になっても健康保険などを使うことで、私たちが支払う医療費(実費)は少なくて済みます。
しかし外国では日本の健康保険はもちろん使うことができません。「ちょっと風邪をひいて薬をもらいに行っただけで数万円請求される。」ということが十分にあり得ます。また、救急車を呼ぶのも有料な国もあります。
これをすべて実費でまかなおうとすると、相当なお金持ち以外は全員十分な治療が受けられず、場合によっては命にかかわることもあります。
そのような時、海外旅行保険に入ることで、何かあったとき保険会社が私たちに代わって医療費の支払いを行ってくれます。
最近は支払いの対象も広がり、保険によっては携行品損害(持っていたカメラが壊れたなど)なども補償してくれるものもあります。
便利な海外旅行保険ですが、会社や保険の種類によって支払い条件や上限額などが大きく異なるので該当の規約をよく読んでおく必要があります。
また、カードによって保険が自動付帯(カードを持っているだけで海外旅行保険を利用することができる)である場合と、利用付帯(旅行に関する支払いを該当のクレジットカードで行った場合のみ海外旅行保険を利用することができる)す場合があります。
自動付帯の海外旅行保険がついているクレジットカードがオススメです!
⑤キャッシング機能を使って、現地通貨を引き出すことができる!
これは強くオススメ出来る機能ではありませんが、クレジットカードにキャッシング機能を設定すれば、そのカードを使って現地のATMで現地通貨を引き出すことができます。
これは「お金を借りる」機能なので、もちろん日単位で利子が加算されます。つまり、キャッシングしたことを忘れて日本に帰ってからも放置していると、とんでもない額を請求される、ということもあるかもしれません。この点には十分注意が必要です。
しかし、このキャッシング機能も上手く使えば、旅の助けになるかもしれません。
海外キャッシングに関して詳しく知りたい方はこちらの方の記事を参考にしてみてください!
http://旅行に強いクレジットカード.net/kaigai-cashing/kaigaicashing-tesuryo/
クレジットカードのデメリットは?
我々にたくさんのメリットをもたらしてくれるクレジットカードですが、当然デメリットもあります。
クレジットカードのデメリットは主に次の3つです。
❶落としたり、失くしたりする可能性がある
❷手持ちが少ないときにクレジットカードが使えない場合、お金が足らない可能性がある
❸使いすぎてしまう可能性がある。自分がどれだけ使ったかをすぐに確認することができない。
❶落としたり、失くしたりする可能性がある
これは皆さんが一番心配することではないでしょうか。
結論から言うと、しっかり気を付けていれば失くすことはまずありません。私は海外に行った際はパスポートや現地通貨、クレジットカードをひとまとめにして、頻繁にチェックするようにしています。たぶん1時間に1回はチェックしていると思います。
また万が一失くした場合は、各クレジットカード会社が設けているサポートデスクなどに電話で連絡すればカードを止めてもらうことができます。
❷手持ちが少ないときにクレジットカードが使えない場合、お金が足らない可能性がある
これも事前にしっかりと確認していれば大丈夫です。
特に食事や値段の高いものを買う場合などは事前にカードが使えるかをHPなどで確認して、それに合わせて現地通貨を準備していくようにしましょう。
❸使いすぎてしまう可能性がある。自分がどれだけ使ったかをすぐに確認することができない。
こればかりは自分が使った額を意識しておくしかありません。
どうしても不安であれば使った際に即時に銀行口座から引き落としがなされる、デビットカードの利用を検討するのも一つかもしれません。
ただしデビットカードは後述する保険やポイントなどのサービスが、クレジットカードに比べて少ない、もしくは無いことが多いです。
大学生がオススメする、クレジットカード5選!
何を目的にクレジットカードを持つか。
私は次の4つの観点から、自分の持つクレジットカードを決めています。
①ブランド(VISA,Master,JCB,AMEX等)
②ポイントの貯まりやすさ
③海外旅行保険の有無
④年会費
1.三井住友Visaカード デビュープラス
三井住友グループが発行している信頼度の高いクレジットカードです。ブランドはVisaを採用しているため、ほとんどの国、地域で利用することができます。
ポイント還元率は1.0%ですが、コンビニエンスストアで決済を行った場合ポイントが最大5倍になる、などのキャンペーンを行っていることもあります。
ポイントの交換先は楽天ポイントやANAマイルなどをはじめとして幅広く対応しています。
Gポイントに交換することもできるので、Gポイントを経由したソラチカルートでのANAマイル獲得にも有効な一枚です。
◆三井住友Visaカード デビュープラス
①ブランド:Visa
②還元率:1.0%(1000円で2ポイント 1ポイント5円相当)
③旅行保険:なし
④年会費:無料
2.楽天カード
ご存知の方も多いと思います、あの有名な楽天カードです。
メリットはなんといってもポイントの貯まりやすさ!通常の利用では1.0%ですが、楽天市場での決済に利用するとポイントが3倍になります。
楽天トラベルでホテルや航空券、レンタカーなどを予約した際にも最大10%ほどのポイントがたまるのでオススメです!
貯まったポイントは楽天のサービスにはもちろん、ANAマイル(2ポイントで1マイル)などに交換することもできます!
ブランドはVisa,Master,JCB,AMEXから選択することができます。
◆楽天カード
①ブランド:Visa,Master,JCB,AMEX
②還元率:1.0%(100円で1ポイント 1ポイント1円相当)
③旅行保険:利用付帯
④年会費:無料
3.セゾンブルー・アメリカンエキスプレス・カード
ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、付帯サービスが素晴らしいカードです!
以下の二つのサービスの他にも、永久不滅ポイント(ポイントに期限がない)等の嬉しいサービスがたくさんあります。
★付帯サービスその1:旅行保険自動付帯
カードの利用額などに関係なく、持っているだけで旅行保険に無料で入ることができます!また、自動付帯だからと言って補償が十分ではない、ということもありません。
★付帯サービスその2:手荷物無料宅配サービス
海外から帰国したその日に次の用事があり、空港から直接行かなければならない場合、大きなスーツケースを持って移動するのは大変ですよね。
そのような時、このカードを持っているだけでスーツケースを1個空港から自宅まで無料で配送してくれるサービスです!
預けた時間、住んでいる地域によっては自宅に当日中に届くこともあります。
私もつい最近このサービスを利用しました!近日中に感想を載せたいと思います。
◆セゾンブルー・アメリカンエキスプレス・カード
①ブランド:AMEX
②還元率:0.5%(1000円で1ポイント 1ポイント5円相当)
③旅行保険:自動付帯
④年会費:無料(26歳以降は3,000円)
4.エポスカード
こちらもポイント還元率は0.5%ですが、セゾンアメリカンエキスプレスと同じく、海外旅行保険が自動で付いてきます。
ただし、こちらはセゾンブルーアメリカンエクスプレスと比べて、補償額がとても少ないため、あくまで足りない分の補填程度に考えていたほうがいいです。
エポスカードの保険だけで海外旅行保険をまかなおうとするのはやめておいたほうがいいと思います。
◆エポスカード
①ブランド:Visa
②還元率:0.5%(200円で1ポイント 1ポイント1円相当)
③旅行保険:自動付帯
④年会費:無料
5.ANA JCBカード(学生)
ANAのマイルをためるのに非常に便利なカードです!
無料で発行できるカードの中では還元率が相当いいほうだと思います。
ただし学生カードだからなのか、利用可能額が低いことがネックです。
このカードにもポイントの還元率などとは別にメリットがたくさんあります!
メリットその1:ANA搭乗時、通常獲得分に加えて、10%のボーナスマイルが手に入る!
ANAに登場した際110%のマイルが加算されます!
たとえば羽田発、伊丹行きの便に搭乗した場合、基準マイル数は280マイルなので、カードを持っていた場合308マイル加算されることになります。
メリットその2:カード更新時(1年ごと)に1,000マイルのボーナスマイルが手に入る!
年会費無料のカードにもかかわらず、何も使っていなくても毎年1,000マイルは必ず手に入ります!
メリットその3:ANA FESTAで5%引き!
空港内でお土産などを購入した際「ANA FESTA」というお店で購入したことはありませんか?
このカードを持っていればANA FESTAでお土産などを購入した際5%の割引を適用してもらうことができます!
メリットその4:海外旅行保険が自動付帯!
海外旅行保険が自動で付いてきます!
補償額はセゾンブルーアメリカンエキスプレスとエポスカードの間くらいです。
◆ANA JCBカード(学生)
①ブランド:JCB
②還元率:1.0%(1000円で1ポイント 1ポイント10マイル)
③旅行保険:自動付帯
④年会費:無料(卒業後は一般カード2,000円/年に切り替え)
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